昭和のトップアイドルでジャニーズ事務所の最年長タレントの近藤真彦さん。
そんな近藤真彦さんが、５年間もの間25歳年下の女性と不倫関係にあったことが報道されました。
そのことをきっかけに近藤真彦さんが過去に起こしたある事件についても再度注目が集まっています。
その事件というのが中森明菜さんとのスキャンダルです。
今回は平成芸能史に残ると言われるその事件について詳しく調査しました。
目次
近藤真彦と中森明菜の交際～破局
ジャニーズ事務所所属のタレントでは最年長の近藤真彦さん。
先日、５年間にわたり
25歳年下の女性社長の方（31歳）と不倫していたことが報道されました。
文春オンラインでは沖縄でゴルフを楽しむ姿の写真まで掲載されていました。
近藤真彦さんは妻子のある身で、結婚から26年たっています。
ジャニーズ事務所に守られ、
大切に育てられた近藤真彦さんのスキャンダルといえば、
過去に1度しかないです。
それは中森明菜さんとのスキャンダルでした。
このスキャンダルは平成初期のことですが、
平成の芸能史に残る事件と言われています。
近藤真彦さんと中森明菜さんとの交際から破局までを辿ってみましょう。
交際スタート（1985年）
お二人は1985年に公開された映画｢愛、旅立ち｣での共演がきっかけで
交際をスタートさせました。
この頃、
近藤真彦さんと中森明菜さんは、
歌番組や映画など一緒に仕事をする機会が多かったようです。
そのため、自然と仲良くなっていったのでしょう。
その後、長年にわたり恋人同士だったようですが、
当時のアイドルは
「決して私生活見せてはいけない！」
「恋愛禁止」
とされていた時代でした。
しかし、写真誌のスクープにより発覚してしまったようです。
決して2人の口から交際について語られることはありませんでしたが、
芸能マスコミは2人の動向を常に注目していました。
中森明菜さんの自殺未遂（1989年）
1989年（平成元年）の7月11日、
中森明菜さんが近藤真彦さんの自宅で自殺未遂を起こしたことがありました。
仕事を終え六本木の自宅マンションに帰った近藤真彦さんは、
浴室に血まみれで横たわる中森明菜を発見したそうです。
明菜の自傷状態は左肘内側に深さ2センチ、長さ8センチの深いもので、
神経に達するほどの重傷でした。
すぐさま慈恵医大病院に運ばれ、
6時間にも及ぶ手術の結果、
一命を取り留めることができました。
すぐに結婚したかった中森明菜さんに対し、
近藤真彦さんは結婚は30歳を過ぎてからと考えていたそうです。
すでに6年間も交際をしていた中森明菜さんにとっては我慢の限界だったのかもしれませんね。
当時、近藤真彦さんが中森明菜さんを騙しているという報道が多くありました。
中森明菜さんが結婚後の新居のために蓄えていた数千万円の資金を、
近藤真彦さんが自身のカーレースに使い込んだなどです。
さらに中森明菜さんを追い詰めたのは、
最大のライバルであった松田聖子さんと近藤真彦さんの
ニューヨークでの密会キス写真を写真週刊誌に掲載されたことでした。
これが自殺未遂の最終的な引き金となったと言われています。
金屏風会見（1989年）
自殺未遂後、中森明菜さんは約半年間も表舞台から姿を隠していました。
しかし、
12月31日の大晦日夜10時過ぎという時間に
緊急復帰会見を行なうことになりました。
会見場には中森明菜さんだけではなく近藤真彦さんの姿もあり、バックが金屏風でした。
てっきり、お二人の結婚会見かと思われたのですが、
そうではなく、一連の騒動を謝罪する中森明菜さんの謝罪会見でした。
中森明菜さんは自殺未遂に及んだ理由を仕事上の人間関係が原因としながらも、
「一番最初に見つけてほしかった」
と近藤真彦さんへの思いを語っていました。
会見に同席した近藤真彦さんは、
「（復帰会見の）お手伝いが少しでもできたことに、すごく喜びを感じています」
と他人事のように話していました。
「結婚は?」ちう質問に対し、
「そういうことはまったくありません」
と否定していました。
隣でうつむきながら近藤真彦さんの話を聞いていた中森明菜さんは、
最後に近藤真彦さんに促されるように「友人として」握手をするという形で会見を終えました。
これが「金屏風事件」と言われているもので、
この時点で2人は破局してしまったようです。
その後、近藤真彦さんは本業の芸能活動は避けるように表舞台から遠のいていき、
1994年6月には一般女性と結婚しました。
近藤真彦と中森明菜の金屏風会見は罠？黒幕はメリー喜多川？
金屏風会見では、
終始お二人はお互いのことを「信頼のおける数少ない友人」と表現し、
記者から交際のことを質問された近藤真彦さんは、
そうしたことは一切ないと断言されていました。
この会見は、紅白歌合戦の裏番組で生放送という不自然な会見でした。
というのも、
この不自然な「金屏風会見」は
ジャニーズ事務所の副社長メリー喜多川さんが仕組んだと言われています。
金屏風会見はメリー喜多川の罠？
実は、中森明菜さんが自殺未遂を起こした時、
近藤真彦さんの次に駆けつけたのはメリー喜多川さんでした。
中森明菜さんが入院し面会謝絶とされると、
事件後1ヶ月もの間誰とも会わせてもらえなかったそうです。
当時中森明菜さんが所属していた芸能事務所「研音」の社長とも会うことができず、
その間、メリー喜多川さんは中森明菜さんを親身に世話していたそうです。
そして中森明菜さんが研音に搾取されているというニセの情報を吹き込み、
中森明菜さんを「研音」から独立をさせようとしたそうです。
これで信頼を得たメリー喜多川さんは、
近藤真彦さんとの仲をあきらめようとしない中森明菜さんに、
「近藤真彦さんとの婚約会見をするので出てきてほしい」
と嘘をついて呼び出したのではないかと言われています。（そのための金屏風）
そしていざ、中森明菜さんが会場に到着すると、
「近藤真彦さんとは関係なかった」といいなさいと、
謝罪会見をさせたということです。
中森明菜の復帰までメリー喜多川に邪魔された？
会見をわざわざ紅白の裏番組で生放送にしたのも、
中森明菜さんに「紅白で復帰」のオファーがあったことを知っていたからだそうです。
中森明菜さんはメリー喜多川さんの話を信じ、
「研音」を辞めて近藤真彦さんの担当だった小杉理宇造さん（現ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役）と、
個人事務所「コレクション」を設立していました。
しかし謝罪会見の後、
本格的な活動をしないうちに小杉理宇造さんは降ろされ、
ひとりになってしまった中森明菜さんしばらく活動ができない状況でした。
翌年の1990年7月に新曲を出し、ようやく復帰されています。
近藤真彦は中森明菜に8000万「結婚詐欺」した？
金屏風会見を機にスターの座から転落していった中森明菜さん。
しかし、
中森明菜さんを追い込んだのはこの会見騒動だけでなく、
「8,000万円トラブル」の存在も大きかったようです。
当時、売れっ子だった中森明菜さんは、近藤真彦さんに多額の金品を貢いでいたそうです。
さらに、
近藤真彦さんが2人のマイホーム用の土地購入として、
8,000万円を騙し取ったと言われています。
それが返済されず、中森明菜さんは悩んでいたそうです。
これについて近藤真彦さんは、
「マネージャーが勝手にやったこと」と責任転嫁していたそうです。
この8,000万円は、
近藤真彦さんの趣味であるカーレースにつぎ込まれたと噂されています。
本当だとすれば、立派な結婚詐欺ですね。
このことをきっかけに中森明菜さんは近藤真彦さんに不信感を持ち、
さらには中で彼女を一儲けしようと近づいてきた男性たちへの依存度を高めていったそうです。
しかし、カネ目当てで近づいてきた男性たちともうまくいかず、
男性不信、人間不信、業界不信を募らせていったそうです。
さらには重度のうつ病にかかり、芸能活動の復帰が難しい状態にまでなってしまいました。
「昭和の歌姫」といわれた中森明菜さんですが、
近藤真彦さんに人生を狂わされたといっても過言ではないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
芸能界の闇が垣間見える事件でしたね。
しかも中森明菜さんを傷つけた近藤真彦さんやメリー喜多川さんは、芸能界での仕事を続けていると考えると腹が立ってしまいますね。
中森明菜さんがこれからは悪い人間に騙されず、幸せに生きていくことを願うばかりです。
